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【事業者様向け】2月の「なんとなくしんどい」を吹き飛ばす!スタッフさんの心を温める魔法のコミュニケーション術

2026.02.02
  • コラム





「最近、スタッフさんの顔色が少し暗いかも……」
そう感じている管理者様へ贈る、心の温度を1度上げるお話です。

【事業者様向け】2月の「なんとなくしんどい」を吹き飛ばす!スタッフさんの心を温める魔法のコミュニケーション術

こんにちは!生活介護の現場で毎日一生懸命、利用者さんの人生に寄り添っている皆様、本当にお疲れ様です。

2月に入って、寒さも本番ですね。朝、布団から出るのが辛かったり、仕事に行く足取りが少し重くなったりしていませんか?実はこれ、あなただけじゃないんです。

生活介護の現場は、16歳から65歳までの幅広い年齢層の利用者さんがいらっしゃいます。身体介護だけでなく、創作活動や生産活動のサポートなど、頭も体もフル回転。そんな中で、「この時期、なぜかスタッフ間の空気がピリピリしてしまう」というお悩みをよく耳にします。

今日は、そんな2月のモヤモヤを解消して、みんなが「明日もまた頑張ろう」と思えるような職場作りのコツを一緒に考えていきましょう!

なぜ2月は「心のバッテリー」が切れやすいの?

「気合が足りないからだ!」なんて思わないでくださいね。2月に心が疲れやすくなるのには、ちゃんとした理由があるんです。

1. 太陽のパワー不足

冬は日照時間が短いです。私たちの脳は、太陽の光を浴びることで「セロトニン」という幸せホルモンを作ります。これが不足すると、どうしても気持ちが沈みやすくなったり、イライラしやすくなったりするんです。

2. 厚着による「隠れ疲労」

寒いので、スタッフさんも利用者さんも厚着になりますよね。重いコートを着て、さらに介助で体を動かす。これは思っている以上に体力を削ります。さらに、暖房の効いた室内と外の温度差。自律神経が「もう限界だよ〜!」と悲鳴を上げやすい時期なんです。

3. 年度末へのプレッシャー

4月の新体制に向けて、計画書の作成や評価など、事務作業が増えてくる時期でもあります。普段の現場業務にプラスして、「やらなきゃいけないこと」が積み上がると、心に余裕がなくなってしまいますよね。

あなたの職場の「お疲れサイン」チェック

  • スタッフ同士の挨拶が、少し小さくなった気がする
  • 「すみません」という言葉は出るが、笑顔が少ない
  • ちょっとしたミスに、いつもより厳しく反応してしまう
  • 休憩時間に、みんながスマホばかり見ている

もし1つでも当てはまったら、それは職場の「心の温度」が下がっている証拠かもしれません。

厚生労働省のデータから見る「心の健康」

ここで少し、公的なデータを見てみましょう。厚生労働省が発表している「労働安全衛生調査」によると、福祉の現場で働く人の多くが「仕事による強いストレス」を感じていることがわかっています。

特に多い理由は以下の通りです。

順位 ストレスを感じる理由 生活介護の現場での例
1位 仕事の質・量 介助の忙しさに加えて記録業務が多い
2位 対人関係 スタッフ同士やご家族とのコミュニケーション
3位 仕事の失敗・責任の重さ 利用者さんの事故や怪我への不安

このデータからわかるのは、「対人関係」がストレスの大きな原因になっているということです。逆に言えば、人間関係さえ良ければ、仕事の忙しさはみんなで乗り越えられる、ということでもあるんです。

今日からできる!心を温める「3つの魔法」

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?専門的な難しい理論は必要ありません。今日から、たった5秒で始められることを3つご紹介します。

1. 「5秒だけ」のポジティブフィードバック

人は、悪いところにはすぐ気づきますが、良いところは見逃しがちです。スタッフさんの動きを見ていて、「あ、今の声掛け、優しくて良かったな」と思ったら、その場で伝えてみてください。

「〇〇さん、さっきの利用者さんへの対応、すごく丁寧で助かったよ」

これだけでいいんです。時間にしてたった5秒。認められたという感覚は、脳にとって最高の栄養になります。

2. 休憩時間の「お茶出し」の力

「忙しいんだから自分でお茶くらい淹れてよ」と思うかもしれません。でも、あえてリーダーや管理者のあなたが、疲れているスタッフさんに「お疲れ様、ちょっと一息つきなよ」と温かい飲み物を出してみてください。

これは単なる飲み物ではなく、「あなたの頑張りを見ているよ」というメッセージになります。この1杯の温かさが、ガチガチになった心を溶かしてくれるんです。

3. 「できないこと」を共有できる雰囲気作り

生活介護の現場では、どうしても上手くいかない介助や、対応に悩む利用者さんがいます。それを一人で抱え込むと、どんどん心が削られていきます。
「今日はちょっと腰が痛くて……」「あの利用者さんの対応、実は少し不安なんです」
そんな弱音を吐けるのは、信頼関係がある証拠です。まずは管理者自らが「いやー、今日はちょっと疲れちゃったね!」と少しだけ隙を見せることで、スタッフさんも本音を言いやすくなりますよ。

環境を整えることも「優しさ」です

コミュニケーションだけでなく、物理的な環境を少し整えるだけで、スタッフさんの疲労度は劇的に変わります。以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 湿度の管理: 乾燥は喉の痛みを引き起こし、それがイライラの原因になります。加湿器をフル稼働させて、湿度50〜60%をキープしましょう。
  • 照明の明るさ: 事務作業をする場所が暗すぎませんか?逆に休憩室が明るすぎませんか?メリハリをつけることで、脳がリフレッシュしやすくなります。
  • 「ありがとう」の可視化: ホワイトボードの片隅に「今週のありがとうコーナー」を作ってみるのも良いですね。言葉にするのが恥ずかしいスタッフさんも、書き込むだけならハードルが下がります。

さいごに:あなたは十分頑張っています

管理者やリーダーの皆様。スタッフさんのことを思いやり、事業所のことを考え、毎日戦っているあなた自身が一番疲れているかもしれません。

「もっと良くしなきゃ」「自分がしっかりしなきゃ」と自分を追い込みすぎていませんか?
スタッフさんは、あなたの完璧な姿を見たいのではなく、あなたが笑顔で元気に働いている姿を見て安心したいのです。

まずは、今日帰りに自分へのご褒美に、ちょっといいチョコでも買ってみてください。あなたが自分を大切にすることが、巡り巡ってスタッフさんや利用者さんの幸せにつながります。

2月はもうすぐ終わり、暖かい春がやってきます。それまで、みんなで少しずつ肩の力を抜いて、温め合って進んでいきましょうね。

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【出典・参考元】
・厚生労働省:令和5年「労働安全衛生調査(実態調査)」結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/h29-46-50.html
・厚生労働省:こころの耳(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)
https://kokoro.mhlw.go.jp/